インド ラダックツーリング その6
いつのまにか旅から2年も経ってしまいました。
年月が経つのは早いものですね…。
この日はツアーの中休み。レー周辺を観光します。
朝目が覚め、食堂に向かうと早くも会議が始まっています。
本来この日はツアーの休息日。
しかしこういうバイクツアーに参加してくるだけあって、
みんな元気が有り余っている問題2018。
「どこか行きたいとこあるか?」
「俺は川でラフティングやりてえ!」←???
「とりあえずバン1台チャーターしてくるぜ」
「帰ってくるまでに決めといてくれな〜!!!」
…ん………川でラフティング…?
ここは標高3500mぐらいある街のはず。
間違ってインダス川にでも落ちたらインド洋まで流されてしまいそうです。
そんなこんなで決まった行き先リストが下の写真。
・Sangam Valley
インダス川とザンスカール川の交わる谷。
ちょっとしたカフェもあるとか何とか。
・Hall of Fame
主にインド軍とパキスタン&中国との戦いを展示した施設。
レー周辺は安全ですがこの地域は未だに3国が睨みあっている地域なのです。
・Magnetic Hill
登っているように見えて実は下っているという道。
名前の付け方が素敵ですね。
・Shanti Stupa
日本山妙法寺により1985年に建立された仏塔。
レーの街を見下ろすことが出来ます。
・Leh Palace(Lehchen Palkhar)
17世紀に建てられたというレーの王宮。
ほっとけば勝手にツアーが開催されて、バンまでチャーターしてもらえる笑
有難い限りです。
早速1つ目のSangam Valleyに向かいます。
砂利道を抜けると小さなカフェがありました。
ここがSangamValleyのようです。
カフェの中はこんな感じ。
決して先進国のようなおしゃれカフェではないですが、
味があってこれはこれで素敵なのです。
続いてはMagnetic Hill。
思ったより人が多い。
Hall of Fameはレーの街近くにあります。
レーに飛行機で向かった場合は、
タクシーで街で向かう際に近くを通ると思います。
展示はカシミール地域の民族衣装とか、
近年あった中国orパキスタンとの小競り合いの内容がメインでした。
マナリからレーへの道ではインド軍のトラックを散々追い抜きましたが、
そういうことだったのね、と納得。
素敵な地域なので仲良くしてほしいと願うばかりですが、
外人だから簡単に言えるのかもしれませんね。
国境を陸で接する国は大変そうです。
そのあとはレーに戻ってお昼ごはん。
ガイドにおすすめされたごはん屋さんに向かいます。
惜しくも料理の写真を撮り忘れましたが、こちらのレストランはちょーオススメです。
モモあたりを頼みましたが、中の野菜は全てフレッシュで新鮮。
ここ数日煮込んだ豆カレーのような料理が多かったので、
ついつい食べすぎてしまいました。
その後は街中をフラフラと散策〜。
こちらの書店に行って見たかったんですよねー。
情報が少なかったので、地図をいくつか購入しました。
村上春樹の本がこんな所にまで置いてあることが驚きです。
あの独特な文章表現は英語でうまく伝わるんでしょーか。
夕方近くになり、最後の目的地Shanti StupaとLeh Palaceに向かいます。
Shanti Stupaは日本人が立てたお寺で、小さな丘の上にあります。
バンに乗り込み続いてLeh Palaceへ…。
下から見るとかなり上にあるように見えます。
今回はバンなので入口付近まで送ってもらいます。
中はこんな感じ。
階層構造をしているのでまるで迷路のようです。
きっと王様はこんな目線でレーの街を見下ろしていたはず…。
というわけで、レー周辺の見どころは大体見にいくことができ、
レーの街観光を楽しんだ一日でした。
仲間がいる安心感と、気の合う仲間たちと同じことに感動できる喜びと、
全て段取りしてもらえる楽さと…。
本当にいいメンバーに恵まれたツアーです。
この後数日かけてパンゴンツォに行きますが、
ツアーの最終日にはまたレーに戻って来ます。
一番行きたかったNamgyal Tsemo Gompaは最終日の楽しみに取っておくことに。
その辺の話は次の記事で…✋
ラダックツーリングその7に続きます。