インド ラダックツーリング その2
初日から色々あったので気づいたら寝ていて、気づいたら朝でした。
ツアーにさえ合流してしまえばあとはお任せなので、
あとは楽しむだけ!
苦しんだ分テンションも上がりますw
窓のカーテンを開けると、
昨日は暗くて見えなかったマナリの景色が広がります。
無事に辿りついた安心感と、周囲に溢れる緑と朝靄と。
清々しい空気に胸が高まります(^ ^)
ツアーの受付をしつつ、外のテラスで朝ごはん。
今日はいよいよツアーメンバーと初めて会う日。
英語はからっきしなので少々緊張してたりします。
本日の旅程は
Manali-Naggar-Jana waterfall-Manali 90km/5hr
とバイクに慣れるための一日。
基本的にはインド人がメインですが、
世界中各国からファンキーなバイク乗りが集まっていました。
遠くはイギリスから、その他にもオーストリアの60代後半のおじさん(おじいさん?)、
オーストラリアから来た60代の夫婦。
世の中にはこんな人達がいるのだと驚くばかり。
基本的には変態の集まりなので、すぐに仲良くなります(笑)
今日は近くの林道で肩慣らしの日。
林道走行しながらそれぞれの技量を確かめつつ、今後の長距離走行に備えます。
インド北部でよく使われているのはロイヤルエンフィールドのバイク 。
500cc単気筒で、アクセルを開けてもびっくりするぐらい上も回らず、
道が悪いところでスタディングしてもタンクが太く立ちづらい。
でも結果的には単気筒の鼓動が旅情を高めてくれ、今回の旅にぴったりでした。
高地まで上がっても快調そのもの。
今時のバイクみたいに燃調もシビアじゃないので対応出来るのかな?
説明もそこそこにツアー初日がスタートします。
とりあえずすぐ近くのガソリンスタンドでガソリンを給油後、
しばらくメインの通りをしばらく走った後、林道に入っていきます。
交差点には信号がないため、バスやら車やらで所々大渋滞。
そこら辺はインドらしいというかなんというか。
でもみんな譲ってくれる優しい感じで、
中国やモンゴルのような怖さは全くありません。
連日の雨で路面はマディ…
でもオフロード好きな自分にとっては楽しい道が続きます。
来た道を戻り、先ほどの休憩所でお昼ご飯。
使った食器は沢の水で洗うというインドスタイルにも、
そろそろ慣れてきました。
味は普通に美味しい。沢で遊びつつ汗を流します。
時刻はお昼過ぎ。そろそろ来た道を戻ります。
そうこうしていたら突然のスコール。
雨が多い地域なのでしょうがない。
程なくしてメイン道路まで降りてくると交差点で渋滞しています。
バスが待っているところに車やらバイクやらなだれ込んで、
みんな身動き取れず。どうしてこうなった…。
ここら辺は信号機のない田舎のインドらしい光景。
すれ違いも数cmの戦いを繰り広げます。
インドのこの辺の道走れる技術を持っているバスの運転手、
日本ならいくらでも仕事が見つかりそうです。
写真で伝わりますかね?
前に立っている人が両側を見極めていて、数cm の戦いを制するかが決まります。
こんな日本じゃあり得ない光景がまた楽しい。
そんなこんな色々ありつつ、宿まで無事に戻ってきました。
みんなと話をしているとマナリのバザールにみんなで行こうぜ!との話に。
ノリがいいので乗り合わせで行くことのこと。
人の後ろは苦手なので、ライダーを選びました(笑)
バザールはすぐ近くにあり、バイク を置く場所を探して早速散策。
一人だったら不安な路地も、インド人と一緒だと圧倒的な安心感があります。
足りない薬やら、装備やらを揃えます。
その後は宿に戻って夕飯。
みんな疲れているので、21時頃には早々に就寝。
とは言ってもまだ21時。
どーしても現地のビールが飲みたくて、一人で買い物に。
甘みが強めなKingFisherを片手に、マナリの夜景を楽しみました。
いよいよ明日はレー(Leh)に向かって旅が始まります。
本日のお宿↓
インド ラダックツーリングその3 anomichi-log.hateblo.jp へ続きます。